2014年11月30日

古典詰将棋・その1 解答


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作者不詳

解答手順
▲5二馬、△同銀右、▲6二銀(解答図)まで3手詰め


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 初手にいきなり▲5二馬と大事な大駒を捨てるのが寄せの妙手です。この手は初心者の方にはなかなか指せないのではないのでしょうか。

 △同銀右と取らせることによって後手の銀が動いたため、6二の地点に隙ができました。そこで▲6二銀と打てば詰みとなります。

 このように詰みがある場合はたとえ大駒であっても思い切って捨てることが重要です。この問題は有名ですので、必ず解けるようになってください。




 戻って、問題図から▲4一馬と銀を入手するのはいい手ではありません。以下△同玉、▲4二銀、△3二玉(失敗図)となって玉を逃がしてしまいます。


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 また、初手に▲5二銀と打ち込むのは有力な手段です。対して△同銀右と取ってくれれば▲8四馬(変化図)と王手するのが好手で、以下は△6一玉、▲6二馬までで詰みます。この変化は知らない人も多いかもしれません。


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 ▲5二銀に対して正しい応手は△同銀左(失敗2図)と取る手です。これで後手玉は詰みません。


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 このように、正解手以外の手にもさまざまな変化がありますので、それらを一つ一つ考えていくのも非常に勉強になります。単に正解手を暗記するのではなく、自分の頭で試行錯誤を重ねることが上達への大きな手助けとなるのです。



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posted by ゆうすけ at 20:27| 古典詰将棋 | 更新情報をチェックする
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